最近のハンターハンターにツッコミたい

最近のハンターハンター面白い!のだけれど。

はっきり言ってハンターハンターがたとえつまらなくっても、それでも面白いと思うに違いない。こう書くと意味不明な文書だが、砂漠で死にかけで貰った水は日本のどんな高価な水より美味しいだろうし、空腹は最高のスパイスという言葉は完全に真であるので、ハンターハンターが連載している、休載していないという時点で僕らは無条件に喜べる、そんな体にされてしまったのだ。冨樫が居ないと生きていけないメンヘラを数多く産んだ冨樫の罪は重い。

 

とまあ前置きはこれぐらいにして本題に入りたい。結論を言うと、ハンターハンター今も、昔と同じくらい、あるいはそれ以上に楽しく読んでいる。

 

ますます、ややこしく、文字数は増え、一読しただけではなかなか理解が難しいけれど、相変わらず、いやというよりこれこそ冨樫の真骨頂であり、この戦い(広義の意味での戦い)における複雑な駆け引きこそ僕達がハンターハンターに求めるものであると思っている。

 

さて、とはいえ、さすがにハンターハンターとはいえ、能力のインフレは避けられず、ついにツェリの能力はジョジョに出てくるあれみたいになってしまう!(ってか念獣は!?これが念獣の能力なの?守護霊獣は嘘つくと…ってやつだよね?というか絶の時に発動っておかしくない?カミィは死後に強まる念だからまあ…よしとして。)

そう。別に揚げ足を取ることは好きではないし、どう矛盾が起きないようにすれば、を考えるのもまた好きだから、細かな矛盾につっこむつもりはない。ただ。

絶で発動する予知夢はやりすぎではー…。

だって絶って念出てないのよ??

カウンタータイプはリスクとして絶にして、絶で攻撃を受けた後、発動するから、発動している時はもちろん絶じゃないよね、発だよね。だからおかしくないと思うのだけど、ツェリは絶中に発動しているよね?えー、それってありなの?と思っちゃいます。

 

とはいえ、この先の展開が気になる所。

めちゃくちゃ楽しみ。笑

 

ここからは妄想なのだけれど、原理的には、時間を数秒止める能力も可能ではあるよな、と思う。本当に全世界の時を止めるのではなくて、半径数メートルにおいて、自分以外全員の意識が数秒飛ぶという感じ。

センリツはその旋律を聞くだけで、意識飛んだし(これ1回使ったら二度と使えないくらいの制約ないとやばいと思う)、ツェリは先程述べた通りだし、メレオロンとかのパーフェクトプランも相手から認知出来ないようにする能力だよね。だから、まあもうこんな能力出てきてもインパクト薄そうだけど、面白そうだなーと思ったり。

なんにせよ、特質系ゲーになりつつある。

もちろん、具現化や特質系こそ、ファンタジーが広がって、いろんな能力が出せると思うのだけれど、にしても、特質系少し強すぎる。

 

強化系が1番バランスが良いとするなら、特質系を1番バランス悪くして欲しい。

めだかボックスに出てくる13組、アブノーマルのように、すごく歪なバランスに。

今のところ、最低限の肉弾戦の強さがありつつも、さらに特殊能力。って感じ…。

てか、強化系どこ行ったーー。ゴンさん…。

 

ハンターハンターが読めることが月曜日唯一の功績であることを噛み締めつつ、今日も僕は生きる。