はさみうち

向こうからは禍々しいものが迫ってきてて、

こっちからは先行きの不透明な幸せが来てる。

ちょうど板挟み状態になるのは時間の問題。

 

どうしたらいいんだろう、って自分に問いかける時大抵既に答えは実は出てたりするんだけど、今回は違うみたい。

本当に辛い時、弱い時に誰かに何もかもさらけ出すことが出来ない。

自分のプライドが邪魔して、でも自分の中で留めて消化しきることは出来ないから、歪な形で相手を求める。

誰よりも本音でいられる親にさえ、実は言えないことは多い。何もかも言えてしまう人の方が少ない気がするけど、その人たちが羨ましい。

 

自分のことをちゃんとわかってくれる人なんてそんなのいるわけないと思うんだけど、だとするとこれでいいって気もするんだけど。

これでいいんだろうか。

普段は見て見ぬ振りしている自己嫌悪が見て見ぬ振りしていたばっかりにとんでもなく大きくなってる。

逃げ方だけは誰に教わるでもなく上手だけど今回も逃げ切れるだろうか。