漫画村のあれこれについて思うことがあったので。

今いろいろと話題になっている漫画村。

正直に言うと自分も利用したことがある。

そして利用したことがあるくせに言うなら、漫画村はなくなるべきだし、早急な対策、対応が必要とされると思う。それは間違いない。

音楽をネットで落とすのに始まり、そういうことは法律がどうこう以前に、音楽ないしマンガの作者に少しでも還元して新譜、新刊を拝むために大切なことだからだ。

それは別にアーティスト、作者のためではない。いや、ためでもある、と言った言い方が適切かな。まず第一は自分のため。

ただ…ここで言いたい本旨は少し違って。

それは、漫画村に関してTwitterなどでよく見かけるものについて。

漫画村などの違法アップロードは深刻な事態で、漫画の売り上げにもろに反映されていて、このままじゃ漫画は終わりだ…。とまあこんな趣旨。これを必ずしも否定するつもりはないんだけど、少し言いたいことがある。

それは、漫画村が一体どれくらい売り上げに影響を与えているか、ということだ。

 

マンガを読む方法はいくつかある。

実際にマンガを購入する

マンガをレンタルする

マンガ喫茶、飲食店で読む

コンビニなどで立ち読みする

などなど。。。

基本的にマンガを購入するのが最も作者に対する還元率が高いだろうが、最もお金を消費する。そして、下に行くにしたがって金の消費は必要としなくなる。

そして、逆にその数を見ていくと恐らく下に行くにしたがってその数は増えて上に行くに従って数は減っていく。たぶん。

 しかしここで還元率を考えると…。

どうだろう。

自分の場合、マンガを購入する時、いきなりそのマンガの単行本を買うことは少ない。周りからの口コミやそのマンガを持っている友達がいたら借りたり、少し立ち読みしてみたり、何かしらの方法でそのマンガが面白いと思ったら(嫌な言い方すると買うに値すると思ったら)購入する。

マンガ喫茶で読んで面白いと思ったら一度読んだことがあっても購入したりするし、友達に借りて満足したらそれまでなこともよくある。

 

少し話題を変えよう。

自分の好きなマンガで徒然チルドレンというマガジンで連載しているマンガがある。

このマンガはネット上で(作者の公開で)無料で読むことが出来るし、マガジンを立ち読みして見ることができる。しかし、もちろん単行本としても発売されていて、単行本を購入する人はいる。(自分も全巻持ってる)

ワンパンマンというマンガもそうだ。確かネットでタダで読めたはず。しかし、単行本の売り上げは快調だ。

 

何が言いたいのか。

それは、マンガを買う人は買うし、買わない人は買わない、ということだ。

考えてほしい。マンガ1冊購入するのがいくらか、マンガ喫茶に行くのにいくらかかるか。

それほど大した額じゃないはずだ。

にもかかわらず、漫画村を利用し、マンガを読み漁る。こんなみみっちいやつが、果たして漫画村がなくなったところで、単行本を購入してくれるのだろうか…?

甚だ疑問だ。

タダなら読むけど、有料ならいいや、こういう奴の巣窟が漫画村では?

こういう連中を相手にすることほどバカらしいことはない。こいつら、何したって大して作者に還元されるようなことどうせしないって。

学校や仕事に行くことより金を払うのが嫌いな連中ですよ。たぶん。

 

漫画村も、その管理者もその利用者も悪なのは自明なんだけど、漫画村やそれに代わるサービス全部潰したところでそのことが直接的にマンガ業界にどれくらい影響を与えるか、というと世間の人が考えてるほど大きくないのではないのか、っていうのが自分の考えです。

もちろん少なからず影響は与えると思うのだけれど。皆さんはどう思われますか?

思うままに綴っちゃったので自分の言いたいことがちゃんと伝わってるか甚だ疑問ですが、ここで締めたいと思います。

 

 

P.S.

マンガの立ち読みが与える影響って少なからずあると思ってて。立ち読みすることによって、このマンガ面白い→購入だったり、

ついでにコンビニで何か買う、だったり。

そういうことがあるから、未だに立ち読みを黙認してる店が結構あるんじゃないかな?って。

単に読めなくする手間がめんどくさいだけ?笑

てか、都会の方って読めるところ少ないですよね。やっぱ立ち読みOKってメリットより圧倒的にデメリットが大きいのかな。書店とかの1巻試し読み、みたいに、有名雑誌1冊だけ立ち読み用とかってするのはどうですかね?1人ずつしか読めないんだけどタイミング合えば読める、みたいな。