粉雪

先日雪が降ったよ
斜め上から、さーっと降ってた
その時は、「わー、雪だ。」としか思って
なかったけど、後々思い返せば、あれが
粉雪だったんだ。って気づいた。
雪なんて、滅多に見ることないから、
新鮮だった。何年ぶりよ?何年かぶりに
降った。

二回の窓から道路を見ると、そこには
工事が行われていて、車を誘導する人が
立ってた。雪が、降っても、どすっと
立ってた。それが、何だかすごく絵になって、
もちろん、立ってる本人は寒がってたり、
もしかすると、雪を憎んでたりするのかも
しれないけど、外とは隔絶された、
家の中にいる僕が見るぶんには、少し
羨ましかったのだ。

こういうことはよくあることで、俗に言う、
となりの薔薇は赤い、とか、
隣の芝は青い、とかだと思うのだけれど、
他人の羨ましいとこを、「いいなぁー」って
よく羨ましくなるけど、実は自分も周り
から見ると少し恵まれてるのかも?とか
羨ましいという見方は一面的で、以外と
羨ましい背景には、嫌なこともあったり
するのだろう。
他人を気にしないことも大切だけれど、
他人を気にして、他人から学ぶことも、
もちろん大切で、なかなかそこの配分が
難しいところではあったりするのだけれど。